ミティラー美術館徒然草

新潟県・十日町市の濃緑の森にある美術館での日々の出来事・感じた事を、館長&スタッフが心の趣くままに綴ります。

大池通信

de5d2d4b.jpg今さっき、ホームページ公開用の「大池通信vol.6」の作成が終わりました!とはいえホームページでは昨日vol.4がアップされたばかりなのですが・・・私たちの様子を皆さんに映像で伝えられたなーと思い、始めた大池通信。写真の選定とムービー作成を自分が担当させていただいています。

日々の活動(結果的に雪下ろしなどの雪作業一色になってしまうが・・・)から雪の大変さ、雪というものの計り知れない力強さ、は説明なしに伝わるんじゃないかと思います。ただそういった負の面だけではなく、雪には、4メートルを越える雪が降り積もっている中でも「あー・・・なんて美しいんだ」とはっと思わせる雪の表情があります。雪の衣を羽織り気品があり趣きのある山々や木々、久しぶりに顔を出す太陽の光にキラキラ光る雪原。雪が降ることでいつもよりも澄んで見える、静寂の中で見る、月や星の数々。大池にいるからこそ感じることだとは思いますが、今後の大池通信で皆さんに伝えていけたらなと考えています。

前回の寒波到来の時に、今年の雪は五六豪雪を越えるのは確実とニュースで報道されていた。そんな雪にも負けないためにも、雪のすばらしさを見つけていきたいと思う今日このごろ(by.Mn)

さらさら粉雪

8848cab0.jpgミティラー美術館ブログデビューです!「パチパチパチパチ!」(…拍手する程でもありませんよね…(苦笑))

ここでは館長&スタッフの日々の徒然を各々が自由に綴り、美術館を別の角度からお伝えしていこうというものです。

大池の森は、今朝から再び雪。雪。雪。
朝目が覚めると、肌に吸い付くような冷たさを感じました。外を見ると「さらさら」と粉雪が舞っているようでしたが、15分もしないうちに、すっかり大雪に変わってしまいました。今現在、雪は「ぼさんぼさん」と止む気配もありません。それでも、いままでの豪雪の降り方と違うからでしょうか、4回目の美術館と他6軒の屋根の雪掘りが終わったからでしょうか、「あ〜、大変!」と慌てる事もなく、随分と落ち着いて美しい雪景色を眺めている自分がいました。自然と共存するには、時に楽しむ気持ちを持たなければ!

夕方月見亭の窓から大池の写真を撮りました。(by.R.H)



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ミティラー美術館

濃緑の森にある廃校になった小学校を利用し、1982年に設立された私立の美術館。ミティラー画をはじめ、インドのコスモロジーあふれる豊かな民族(俗)芸術を収集、常設展示しています。また、来日するインド人描き手の新たなアートの創造の場となり、その作品群はインド政府より量と質において世界に類がないものと高く評価されています。この美術館を拠点に全国への「出張展覧会」や、南の国の文化紹介などの文化活動をしています。2004年10月の新潟県中越大地震で被災のため、1年9ヶ月間休館しておりましたが、2006年7月22日、大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2006協賛「インド民族アートの世界」展にて再オープン致しました。

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