ミティラー美術館徒然草

新潟県・十日町市の濃緑の森にある美術館での日々の出来事・感じた事を、館長&スタッフが心の趣くままに綴ります。

記:Mn

山桜

山桜山桜2
(写真クリックで拡大写真へ)




 淡い色が特徴の山桜



二日前ぐらいから運転中に咲いているのを見かけていたのですが、いずれも夕暮れ時だったもので断念。今日はお昼前に用事で町に下りた時に撮りました。

大池は朝から小雨

朝から小雨がちらつき、少し肌寒く思える今日この頃。

仮事務所である月見亭オフィスからは、すぐ目の前に大池が見える。
雨のおかげもあって、釣り人も3人と少なめ。


この大池(直径30mくらいかな)は、昔は近くの田んぼや、
となりの蓮池の場所まで広がり、名前通り、かなり大きな池だったそうです。
水質もよく、透明で綺麗な水だったとのこと。

今ではブラックバスやブルーギルなどの魚がほとんどですが、
鯉が時々親子で優雅に泳いでいるのも見かけます。まれに飛び跳ねることも。



一枚窓の先には池があり、その先には山がそびえ、夜には月もやってくる。
これらの四季を目の前に感じながら仕事ができるなんて、なんて贅沢なんだろうと、
雨の音を聞きながら思うのでありました。

こごめ写真

大池風景こごめ拡大こごめ全体花本日、美術館や月見亭に水を引いている水源の状況を見に、山の中腹辺りまで行ってきました。


山から見た大池の景色

山菜の「こごめ」が生えていました!

花の名前は分からないけど撮ってみました

(写真をクリックすると拡大画像がご覧頂けます)

猩猩袴 (ショウジョウバカマ)と片栗の花

猩猩袴 (ショウジョウバカマ)片栗の花






十日町から大池へ向かうと、菅沼との別れ道を過ぎてすぐ林の中(?)を道が通っています。ショウジョウバカマは日当たりのいい少し湿った場所に生息するようで、林の途中、いくつか咲いています。

この写真のショウジョウバカマは美術館の裏手の方の崖伝いに何本か咲いていたもの。山菜はまだか?と、ちょと調べに行ったところ、偶然見つけました。

片栗の花は、大池の道から美術館へ入る三叉路の斜面にちょこんと咲いていました。

春のおとずれ

雪融けグラウンドグラウンドの雪もほとんど溶け、日に日に「春」を感じる今日このごろです。

4月5日には雪が一時ちらつきましたが、翌日以降は天気もよく、大池ではスミレや猩猩袴 (しょうじょうばかま)、片栗のなどの花々が所々咲き始めました。土筆(つくし)も道路脇の地面に狭い範囲の中で背比べをするようにいっぱいなっていました。

ツバメたちも夜になると美術館や月見亭の玄関に、去年の巣を作った場所で夜を過ごすようになりました。もう何日もすると巣作りが始まるでしょう。

数日前、美術館から月見亭に向かって歩いているとウグイスの鳴き声が大池に響きました。下手なりに口笛で「ホーホケキョ」と真似をしてあげると、声が返ってくることも。仲間だと思って反応したのか、ただの偶然だったのかも。それでもあの美しい鳴き声を聞くと真似せずにはいられない(笑)。。。

間もなく山菜の季節。

もう春です。

silver

d17ceb85.jpgシルバー君は館長にべったりで、仕事の時も寝る時もいつも一緒。館長の後をとことことついていく姿は実に愛くるしい。最近では館長がトイレに行っている間も、ドアの外で見張りをするという忠犬ぶりも発揮!

シベリアンハスキーということもあり、幼少の頃は一冬グラウンドの犬小屋で過ごしたことも。今ではストーブの前に横たわったり、コタツの脇に寝そべったり、と猫まっしぐら!?な生活。そんなシルバー君も外にでれば、雪の海を泳いだり!雪の塊と格闘したり!一日中、雪の中にいても平気という強さは健在のご様子。

館長が外作業でユンボを操縦する時は必ず一緒についていって、動くバケット目がけて「ワンワン」吠えてます。この冬はさすがに毎日吠えていたため疲れたのか、最近では吠える回数も減り、雪の上で一人くつろいじゃってます・・・天気が良いときなんか、我々の作業を尻目に一人(いや、一匹か)日光浴しながら夢の世界にひたってます。ホント羨ましいかぎりだ・・・

今日はRさんが仕事休みなので、シルバー君のシャンプーをしてくれました。実に一ヶ月振りくらいでしょうか。ユンボのオイルや泥んこまみれになった毛も少しはキレイになったよう。良かったね、シルバー♪(by.Mn)

積雪計設置後の一瞬

7dd21306.jpg新しい積雪計(もちろん自作でございます)を設置いたしました。前の積雪計(胴打ち用の木を2本継ぎ足しただけのもの)が途中から何故かとれてしまっていて、また、傾きがあったため計りの正確性を欠いてしまっていたため「っしゃ、いっちょ作り直すか!!」ということになったワケです。今回は、前回よりも太い木を2本重ねてより強度をあげ、高さも5メートル50センチ対応の豪雪仕様。

新しい積雪計で積雪を見てみると、4メートルを切っていた・・・3メートル90センチ

これまで、かなりの雪が降っていたわけで、実際一時は4メートル30センチを越えたりもしたし、雪下ろしも6軒分+(プラス)美術館(体育館、本館はともに個々の家のに4倍の広さ)を多い所では5回、美術館ですら3回もすでに終えている訳で。。。今月13日から24日あたりの天気が恵まれた日がもし、曇りだったなら、もう5メートルという大台は軽くこえていたはず・・・正直、自分ではこの冬のこれまでの雪作業だって頑張ったつもりで、5メートル越えるという自分の未体験の中で「ここまでやってきたんだ!!」って思えるとすごい達成感というか、かなり誇りに思えるんですが・・・そりゃ、道が圧雪道になってしまって本村の方は村を出るしかなかったり、除雪の方だってとても大変でこれ以上の雪はいらないと願っていたり、雪によって怪我や命を落とされてしてしまった方大勢いることも、みんながもう雪はいらないと思う気持ちだって分かるし・・・

それでも・・・「五六豪雪を越えるんじゃなかったのかよーーー!!?」ってツッコミたくて仕方なかった、積雪計設置後のあの瞬間(by.Mn)

雪下ろし

4b024088.jpg昨日の夜6時くらいから雪が降り始め、美術館を出て家に向かった時は8時近くだったのだが、既に10センチ以上は積もっていた。そこでかなり積もっているだろうと予想していたのだが「あれ、寒波は・・・?昨日の雪は?」と思わせる程、今朝は快晴で、降った雪もしぼんでいた。

しかし、「寒波は明日直撃!!」とのことなので、今じゃ日当りのいいところで50センチ積もっているかどうかの屋根の雪おろしをすることに。量は少ないのですが、雪下ろし一回分近い雪がすべてしぼんだために重さは見た目の何倍もあります。しかも日当りの悪いところは雪がカチコチになっていて、スノーダンプで切り込みを入れるのもかなり力が必要、ホント困ったものです。なんと今日だけで2つもスノーダンプを壊してしまいました・・・この冬5個目・・・1つは去年買ったばかりなのですが・・・

サダシさん、ゴルカナさん、Rと私で一応4軒の雪下ろしが終了。ちょうど2軒目が終わったあたりから雪がチラホラ、4軒目の途中からは吹雪のような前が見えないほどの降りでした。天気のいい時におろせてホントに良かった。

P.S.これまでの(特に雪関係の)作業日誌をまとめて、ホームページに載せることにしました。カレンダー形式ということで、Rさんがただいまホームページ作成中です。24日までにはアップするので、是非、一度ご覧下さい。(by.Mn)

テラコッタ修復

1295ec7c.jpg雪が落ち着いているここ1週間ほど、毎日テラコッタ修復に励んでおります。もう一昨年(時間が過ぎるのは早いですねー)になってしまいましたが、04年10月23日の中越大震災によって壊れてしまったテラコッタを接着剤等を使いながら修復していきます。

まずは、冷凍庫の中かと思わせるほど、凍てつく美術館の体育館に直せそうなテラコッタを探しに行きます。その後、ストーブがある応接室でみんなで気長に直し作業に取りかかります。自分はジグソーパズルが得意なので、何ともハマると面白く楽しい作業なのですが、瞬間接着剤を使っても、これがなかなかくっつかない。くっついたと思って、次のパーツをつけようとするとポロッと前のが取れてしまったり、机に落ちた衝撃で余計壊れたり、復旧作業中の掃除でどっかにやってしまったのか、肝心なパーツが足りなかったり・・・それでも今日までに30体ぐらいの中・小のテラコッタ修復を終えました。

寒波が到来しているようで、今も雪がどんどん降っておりますが、雪下ろしが始まるまではテラコッタ修復が続くようです。このままインドア作業が続いてほしい・・・(by.Mn)

大池通信

de5d2d4b.jpg今さっき、ホームページ公開用の「大池通信vol.6」の作成が終わりました!とはいえホームページでは昨日vol.4がアップされたばかりなのですが・・・私たちの様子を皆さんに映像で伝えられたなーと思い、始めた大池通信。写真の選定とムービー作成を自分が担当させていただいています。

日々の活動(結果的に雪下ろしなどの雪作業一色になってしまうが・・・)から雪の大変さ、雪というものの計り知れない力強さ、は説明なしに伝わるんじゃないかと思います。ただそういった負の面だけではなく、雪には、4メートルを越える雪が降り積もっている中でも「あー・・・なんて美しいんだ」とはっと思わせる雪の表情があります。雪の衣を羽織り気品があり趣きのある山々や木々、久しぶりに顔を出す太陽の光にキラキラ光る雪原。雪が降ることでいつもよりも澄んで見える、静寂の中で見る、月や星の数々。大池にいるからこそ感じることだとは思いますが、今後の大池通信で皆さんに伝えていけたらなと考えています。

前回の寒波到来の時に、今年の雪は五六豪雪を越えるのは確実とニュースで報道されていた。そんな雪にも負けないためにも、雪のすばらしさを見つけていきたいと思う今日このごろ(by.Mn)
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ミティラー美術館

濃緑の森にある廃校になった小学校を利用し、1982年に設立された私立の美術館。ミティラー画をはじめ、インドのコスモロジーあふれる豊かな民族(俗)芸術を収集、常設展示しています。また、来日するインド人描き手の新たなアートの創造の場となり、その作品群はインド政府より量と質において世界に類がないものと高く評価されています。この美術館を拠点に全国への「出張展覧会」や、南の国の文化紹介などの文化活動をしています。2004年10月の新潟県中越大地震で被災のため、1年9ヶ月間休館しておりましたが、2006年7月22日、大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2006協賛「インド民族アートの世界」展にて再オープン致しました。

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