ミティラー美術館徒然草

新潟県・十日町市の濃緑の森にある美術館での日々の出来事・感じた事を、館長&スタッフが心の趣くままに綴ります。

NPO日印交流を盛り上げる会

東大寺での菩提僊那継承事業

一昨年は8月の開催でした。
ステージ、観客席、すべて準備が整っていましたが、
40度近いあまりの猛暑で、東大寺のはからいで、
急遽会場を中門から金鐘会館へ変更することになりました。

昨年は今年と同じ5月18日、菩提僊那様が太宰府に到着された日に
継承事業を行うことになりました。
お天気に恵まれ、暑かったということでした。

今年は天気は、台風と前線の影響が心配されましたが、
お陰さまでぎりぎり雨とならず(よかった〜)、
暑くもならず、よかったとのこと。

昨日の菩提僊那継承事業の様子がフェイスブック
紹介されています。

南インド古典音楽の皆さんの後ろに
菩提僊那様がいらっしゃいますね。






無事に帰国しましたよ〜

無事に帰国しました〜。
総勢21名、皆様お疲れさまでした。
インドでのアイヌ古式舞踊公演、日印多くの方々のご協力によって、
大成功となりました。
公演の模様はホームページで紹介されていますので、ご覧くださいね。

ダーガルさん、霊山寺で奉納公演

今日はインド僧 菩提僊那(ボダイセンナ)さんのお墓をお守りしている霊山寺で、ドゥルパッド声楽のダーガルさんの奉納公演が行われた。

写真が送られてきたのでアップします。
コメントがないので、公演の模様など分かりませんが、素晴らしかったことでしょう。

公演前に菩提僊那さんのお墓にお参りされたたようです。

お参りs


1,300年ちかく前に遙か遠くの国インドから日本に渡ってきた高僧 菩提僊那さん。
遙かな時を経て、想いを寄せ、祈ります。
何人のインドの方がお参りされたでしょう。不思議なつながりと出会い。

さて、公演前にタンプーラを調弦するダーガルさん。
後ろは菩提僊那さんが祀られています。

調弦s


ダーガルさんは、明日大仏様の前で、東日本大震災の慰霊法要がいとなまれた後に奉納公演を行います。

東大寺でのイベントがスタートしましす

こちらは猛暑のピークは過ぎて、朝晩虫の鳴き声が響いています。

さて、東大寺での催事がスタートします。
「日印交流のはじまりと未来」〜1276年の時を経て、インド僧 菩提僊那を継承する〜 

写真展、講演会、パネルディスカッション、ライトアッププロムナードコンサート、奉納音楽などたくさんの内容です。

9日にパネル、写真等の積み込みを終えて2トンロングトラックとハイエースで館長とMnくんは奈良へ。
東京から写真家の松本さんと友人の方々やボランティアの方々と朝から搬入、設営、展示作業。

夜写真が送られきたのでアップします。
東大寺の総合文化センターの金鐘会館小ホールです。

写真1sss 桁のシリアル番号


写真2sss 桁のシリアル番号


写真3sss 桁のシリアル番号


いよいよ明日オープン。
写真展は2日間だけですが、多くの皆さまのご来場をお待ちしていま〜す。

明朝にはワシフディン・ダーガルさんらが来日します。

満月【5月20日】

今日は東京・赤坂で「India-Japan Cultural Exchange 2008('08 日印文化交流)」のオープニング公演が行われました。これは、昨年の日印交流年の日本で開催されたインド年「The Festival of India」の成功を受けて、インド大使館を中心に日本全国で日印交流イベントを展開していこうというもの。ミティラー美術館を事務局とするNPO法人日印交流を盛り上げる会も、昨年にひき続き出来る限り協力をしていく予定です。オープニング公演では、シャルミラ・ディシュワス女史率いる7名のダンサーによるオディッシー舞踊公演の前に、サンジャイ・バッタチャリヤ次席大使より、「'08日印文化交流」の開会にあたっての挨拶をいただきました。日印の交流がもっともっと広がればと思っています。
バッタチャリヤ次席大使開会挨拶



オディッシー舞踊の公演も大変素晴らしく、多くの方から感動の声が寄せられました。リハーサルというと、これまで来日してきたアーティストのほとんどは、ミュージシャンのみサウンドチェックを行い、ダンサー達は場当たりを確認する程度だったのですが、シャルミラさんのグループは当日の全アイテムのリハーサルを行いました。観客席とステージとを何度となく行き来し細かな演出の指示をだしながらも、ダンサーの足の動きから体調を気遣う姿に、ダンサーとしてだけでなく演出家としても活躍するシャルミラさんの心意気が伝わってきます。27日火曜日は、新潟市音楽文化会館で、そして30日は東京・江戸川区総合文化センターで公演が行われます。この機械に是非オディッシー舞踊をお楽しみ下さい。【詳細はこちらからどうぞ!】

さて、公演も無事に終わり帰宅する途中、乗り継ぎで渋谷駅で降りて外へ出るとちょうど前方から大きな満月がこちらを見ていました。渋谷まで一緒だったボランティアのSさんに思わず大きな声をかけてしまった程。渋谷駅周辺の夜の明るさにも負けないくらい明るく大きな月にご褒美をもらったような、嬉しい気分で帰路につきました。皆さんはどんな満月と出会われたでしょうか。

■公演の模様が届きましたので、ご紹介します。写真提供はインド大使館です。(5月26日)

オディッシー舞踊公演@赤坂1


オディッシー舞踊公演@赤坂2
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ミティラー美術館

濃緑の森にある廃校になった小学校を利用し、1982年に設立された私立の美術館。ミティラー画をはじめ、インドのコスモロジーあふれる豊かな民族(俗)芸術を収集、常設展示しています。また、来日するインド人描き手の新たなアートの創造の場となり、その作品群はインド政府より量と質において世界に類がないものと高く評価されています。この美術館を拠点に全国への「出張展覧会」や、南の国の文化紹介などの文化活動をしています。2004年10月の新潟県中越大地震で被災のため、1年9ヶ月間休館しておりましたが、2006年7月22日、大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2006協賛「インド民族アートの世界」展にて再オープン致しました。

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